ストレスというのは原因が自分ではっきりわかっているものだけとは限りません。他人から見ても「あの人はそうとうストレスをかかえているだろうな」と思える内容が、本人にとってはなんてことはないことだったりということもあります。無意識に閉じ込められているストレスに気づくには定期的なストレスチェックが必要です。ストレスチェックにはいろいろありますが、自分で気づく方法としては、食事の量が減っていないか、体重が落ちていないか、よく眠れているかどうかを確認するのが簡単なストレスチェック法です。

特に睡眠の質はストレスチェックの中でも重要で、たとえば心療内科にかからなければならないほどのストレスを抱えた場合、医師が必ず確認するのが「よく眠れているか」ということです。大きなストレスがあると、睡眠がまず変わっていきます。頭の中にいろいろな考えがぐるぐる回って、寝つけないという入眠障害が出ることがあります。また、夜中に尿意を催して起きてしまい、その後、布団の中にいても眠れなくなってしまう中途覚醒などもあります。

どちらも本人にとってはつらく、翌日の作業効率が落ちてしまい仕事に差し支えることもあるでしょう。ストレスチェックをこまめにすることで、薬が必要になるほどの辛さを避けることができます。日ごろから、ストレス解消になる趣味などをもっているかどうかも大切です。気分転換を上手にすることで、ストレスとうまくつきあっていきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です